ただの日本語を勝手に誰かのネタにしないでいただきたい

「「死ねばいいのに」がネタだって必死に言い訳した奴死ねばいいのに」って言っても「死ねばいいのに」という想いが伝えられないじゃないですか!!!!訴えてやる!!!「訴えてやる」って言っても竜ちゃんのネタになっちゃうじゃないか!!!何故だ!!!「何故だ」って言ってもギレンのセリフになっちゃうじゃないか!!!
「死ねばいいのに」はタダの日本語です。どうしても浜ちゃんのネタだってことにしたいなら「死ねばいいのに(浜田)」とか書けばいいじゃんか。
つーかそもそもドSの浜田が「死ねばいいのに」と言ったら本気で死ねばいいと思ってそうだと思いませんか?松本が言えばよりネタっぽいんだけど。

日本語は死んだ*1

単なる日本語が誰かのネタとして有名な場合に無条件でネタ扱いになるんだったら「行列のできる法律相談所」の問題のシーンの子芝居が全部竜ちゃんオチのショートコントになっちゃうでしょう。「お気に入りの服だったのにぃ〜。酷い!訴えてやる!!!」「あははははは(スタジオ)」
不死身の人が意を決して不死を打ち明けようとしてもできないでしょう?「僕は死にません!!」「おいおい男の俺にプロポーズなんてよしてくれよ」
など。
オタコミュニケーション的に考えると、元ネタがあるセリフを言う時は「それってギレンだろ」という感じの元ネタばらし突っ込みや、「何故だ」→「坊やだからさ」という感じの連続した文を提示する形式美的な対応をすると好感度が上がります。

他にも元ネタのある日本語は沢山ある

以下に適当に列挙するので、もし日常会話で聞いたら突っ込んであげてください。


くしゃみをしても、おやつをちょっとだけ分けてあげてもカトちゃんだし、「うしろうしろー!」と後ろから車が来てることを教えるのもドリフ。
「○○をころしてへいきなの?」「○○でもアイしてくれる?」「オレサマ オマエ マルカジリ!」「オレノナカマガ!!」「○○円ちょうだい」「こわいわ…」「いいか、『はい』か『いいえ』で答えろよ」「コーヒーをかってきてちょうだい」「やっきょくのうらでおとこがあばれてるんだ」この辺全部女神転生関係。
「上から来るぞ、気をつけろ!」と上から物が落ちてくるのを警告するのも、何かを選ぶときに「折角だから」というのもデスクリ。
蟻を潰した時に出た汁を「蟻の体液か?」と言ったり、何かの養殖地で「奴らの養殖地なんだ!」と言ったりするのは地球防衛軍
砲弾屋はMM2。
ながいながいたびがはじまればスーパーモンキー大冒険だし、「レッツゴー○○」はソンソン。
山口や宮城の方言であるところの「〜だっちゃ」は言わずと知れたラムちゃんのセリフ。
「きみも○○?」と所属を尋ねるのはげんしけんの笹原。
「おれは○○」と自分の種族を断定したり、「夏だぜ」「暑いぜ」などと当たり前のことを言うのはかまきりりゅうじ。

飽きた

まあ、おそらく大半の日常会話は何かでカバーされてると思います。

A:「足の骨折れた!!!」
B:「あー、それってヤムチャか」
A:「違うって、マジで変な方向に曲がってるだろ」
B:「ますますヤムチャじゃん。天下一武道会の1回戦な、天津飯とやったとき」
A:「違うっつーの!!!!」
B:「あー、そういえば白目剥いてないな。つーかその顔色はデスラー総統か?」
A:「いいからはやく!救急車!!!」
B:「救急車といえばツインビーだけどあれは手が取れたときだろ」

とまあこんな感じで日本語に本気なんてものは一切ないので、何があっても冷静に元ネタを見極めましょう。

今や日本語はドラマ、映画、マンガ、ゲーム、詩、小説などに支配されているんだよ!!!!「な、なんだってー!?」

*1:「○○は死んだ」は全部ニーチェのパクリ