岡田斗司夫ってオタクなの?

http://blog.livedoor.jp/dqnplus/archives/1121885.html
大筋としては同意するけど、お前が言うなって思ったのは俺だけ?
そりゃ昔は愛國戦隊大日本とか作ったりしたわけだしオタクだったとは思うんだけど、その後のこの人の著作ってオタク論みたいなのにシフトして、いまやダイエット本を出すに至ってるんだけど、オタクらしい創作活動は今もしてるのか?
オタクのオタクとかダイエットオタクと言えばそうなんだろうけど、だったら何かについての本を出してる人はそれのオタクなので創作活動してるオタクは一杯いますねって話になっちゃうし。

「オタク大陸は消え、評論も意味を失ったが、文化(作品)はの凝った。今後は一人の趣味人として楽しみます」

やっぱり自分も消費するだけの人なんじゃねーか。「すでに死んでいるオタク」の中に自分も含んでいるという自虐ジョークならまあ納得できるか。


つーか、20年前なんかは「創作活動をする人」だけが表に立ち、「買い専」「読み専」みたいな人は認知し辛かった。それがブログなんかの普及によって顕在化したから「買い専」「読み専」が増えて「創作活動をする人」の割合が下がったように見えるだけでは?実際にコミケのサークル参加の応募が減ったわけでもオンリーイベントの数が減ったわけでもないでしょ。

追記

また「オタク世代論」とか出てきそうなので以前書きそびれてた事を今書いておく。
簡単に言うと、人として生まれた年の「何年生まれ」で世代を分けずに、オタクとして覚醒した年の「何年生まれ」で世代を分けるべきではないかと思う。
世代論では80年代生まれの人を「第三世代」とするみたいだけど、「1980年生まれで15歳(1995年)からオタク的視点でアニメを見始めた人」と「1980年生まれで25歳(2005年)からオタク的視点でアニメを見始めた人」では全然違うタイプのオタクだろうから。70年代生まれの30代の人がVIPやニコニコに影響されてオタク化したとして「あなたは70年代生まれだから第二世代ね」とはならないでしょ。
今ほどオタクカルチャーがポップカルチャー化してなかった時代にあえてオタク化するのと、今オタク化するのじゃ話が全然違う。