実名信者に対して感じている違和感

しょっちゅう書いているように「そいつが名乗ってる「実名」が本当に「役所の書類で通用する実名」かどうかなんてわかんねーじゃん」という違和感もあるんだけど、よくよく考えたら「実名信者は実名信者同士で馴れ合ってればいいだろ」という思いのほうが強い気がしてきた。なんで実名信者はハンドル/ペンネーム使用者に対して改宗を迫るんだろうか。この辺が気持ち悪い。


俺がネットを通じて知り合った付き合いで長く続いている面子とは、なみかれのとある分家がきっかけで、当然実名を晒すような事はなかった(今では実名を知ってたり知らなかったりする)が、長い人でかれこれ8年くらいの付き合いがある。はず。(多分どれみ♯の頃から)
オタク界隈では「俺は限界だと思った」のコピペ(得意技!敬礼出た!の奴。あれはフィクションだと思いたいが)のような異常な名前の名乗りあいでのお付き合いがよくある。これはこれでちゃんとお付き合いが成立している。

「忍者キッドです〜どもども」
「実名を明かしていただかないとお付き合いできません」
「え、じゃあバイバイです」

で、済むはずのやり取りなのになんで更に

「実名を明かしてください」

と、食い下がるような真似をするんだろうか。誰かとの人脈が欲しいのであれば自分が折れればいいのに。人脈が要らないなら実名を明かさせる必要も、無理に付き合う必要もないし。



あと「実名を晒せない理由」としては、例えば「kuraudo」とか「sefirosu」とか「○○大佐」とか名乗ってる人がどの面下げて平凡な日本人名を名乗ればいいんだよって問題があるよね。実名信者の人って「お前が実名を名乗れないのは負い目があるからだろう」みたいな脅しをかけてくる場合があるけど、どう考えても「あまりにもcoolな名前を名乗っているため平凡な日本名を名乗るのが恥ずかしい」という不都合の方が大きい。
その辺は最初から実名でやっていれば発生しない問題ではあるんだけど、平凡な名前で生活している人が中二病を患うと必要以上にcoolな名前に憧れてしまう場合があり、平凡な現実を脱するための二つ名を名乗る機会を奪ってしまうのはあまりに残酷である。(逆に「ぴかちゅう君」とかは平凡な名前に憧れてそう。度々例に出して申し訳ないが)
この辺も中二病の治癒に合わせて徐々に日本人名に近いハンドルに名乗り替えていって、実名に限りなく近いハンドルを名乗った後に実名を明かす、というプロセスを踏むなどの工夫をすれば解決しそうだけどね。今の所そこまでして実名を名乗る必要性は感じないけど、実名信者はワンステップで実名を明かす事を要求せずにこのくらいの歩み寄りを示してほしい。


例えば私、「山田太郎」の場合「やまだたろう」のアナグラム「たまだやろう」→「玉田野郎」のようなハンドルを名乗っていれば実名を明かす事にそれほどの戸惑いは感じないと思う。
「もう皆気付いてると思うけど、私「玉田野郎」の実名は「山田太郎」です」みたいな。