ちょっとしたA-BOY

発端>id:annnnnnna:20051128:1133157486
前回>id:annnnnnna:20051212:1134355918
昨夜もリアルで聞いちゃった

こう見えても俺A-BOYだから

俺って脱いでも『萌え〜』だから
『萌え〜』は俺の独自解釈だけど、伸ばして言ってたたからだいたいこういうニュアンス

前回と同じ店で別の客が言った。
この店って店員に現役腐女子がいる(最近の傾向としてはシード→鋼練→おお振り)し、今はいないけど男塾の頃からやってた古参の腐女子もいたし、俺のほかに少なくとももう一人れっきとしたオタ常連が居るので、多少偏ってはいるけど「オタとはこういうダメな人種である」という認識が行き渡っている。なので、雑誌で仕入れた「A-BOYが流行っている」的な感覚でA-BOYを名乗っても「えー!?今流行りのA-BOYなの!?キャー」ということにはならない。決して「え、オタなの?キモッ」でもない(はずだ)が。
というか、どこの店にもオタ店員・オタ常連って存在するだろうから、場の(オタ色に)染まり具合もわからずに「俺ってちょっとしたA-BOYだからさ」とか言ってしまうのは迂闊だと思った。
A-BOYを名乗ってキャーとか言われ得るのは、

  • 相手がオタという人種の実態に対して完全に無知
  • 過去のステレオタイプなオタ像を持っていない
  • 電車男以後のオタ像しか知らない
  • キモいオタを面白おかしく報道したもを見ていない

という条件が揃った場合に限りますね。

A-BOYを名乗るということ

上記のように、雑誌で仕入れた「はやり知識」で気を引くための名乗りは迂闊であると思います。
そのあとに「ガンダムとか任せてよ」と続いて、以後ガンダムの歴史についてベラベラ語るのであれば、その「思いついたことは相手が聞いてなくても話す」「空気が読めない」という特性から、誰がどう見てもオタなので放置プレイ決定なので勝手にすればいいと思います。
つまり、A-BOYを名乗るという行為は初対面の相手とどうしてもオタトーク(というか一方的なオタ語り)をしたい時の前振りとして有効だということで、

「俺ってちょっとしたA-BOYだからさ(思いついたオタ知識全部語るよ?)」
ガンダムとか(を一方的に語るから)任せてよ」

ということですね。オタの空気の読めなさがよく現れているセリフだったと、今更ながらに思います。