「作れない」と「作られない」

http://d.hatena.ne.jp/scinfaxi/20070415/1176604595
例示されてるものが実在したとしても、自然発生的に盛り上がってやおい同人が「作られない」だけであって、「作れない」ということはないと思いますが。「作られない」だったら単純にどマイナーなだけで用件を満たします。『○○○○○○○(ギャグ王とかの漫画のタイトルを自由に入れてね)』とか、多分やおい同人誌はないと思うけど、作れないことはないわけで。
まあ

市場の小ささも合間って801が作られないのでは?

ですね。ここんとこだけ「作られない」になってるわけですが、後に続くものも「作られない」であって「作れない」ではないんじゃないかと。

明らかに人外で言葉も生殖もない物凄くグロいキャラクターしか登場しない漫画。これに萌える腐女子は流石に少ないだろう。

これが意外と結構いると思います。後に続く例にも「ピザデブ」という条件を多用してますが、主人公の外見が不恰好だと自然発生的に盛り上がることは比較的少ないですが、主人公の内に抱える「外見に対するコンプレックス」が用意されているのはやおい化しやすい要素だと思います。
延々死体とセックスするっていうのも、不細工な主人公にもなぜか優しく接してくれるイケメンに嫉妬して殺して犯したとかそういういじり方ができるわけで。
不細工だと内面コンプレックス萌えでいじり、美形だと見た目でチョイスして好き勝手に選んでいじりますから、美醜はやおいガードにはなり得ませんね(そもそも不細工って作中で明言されてても美形にしたりする人もいますから…)。究極的には別に作品自体が好きでなくても萌えがなくても作れますから、本当の意味で「作れない」は絶対に存在しないと思います。
むしろ「やおい化できない」ということは「そもそも存在すらしていない」のと同じと言ってもいいんじゃなかろうか。