映画でキーアイテムを過剰に表示されると萎える

お色気シーンが多いのはサービスでいいんだろうけどウォークマンを何度も大写しにするのはサービスじゃなくて観客信じてないだけだろ。シンジ君が綾波をブッコ抜くシーンで二度も映してしまう冗長さ。You can (not) believe だよー。

http://d.hatena.ne.jp/WAFL/20090708/p1

新人ちゃんのお色気が足りないので立腹してますが、そういう過剰な暗黙の説明は暗黙じゃねーじゃんよーみたいな萎え方は確かにあった。


で、あんまエバーと関係ないんだけど、似たような印象持ったアニメ映画思い出した。劇場版CCさくらの2作目の坂本真綾が出てた奴で、さくらカード編ラストでさくらが創ったカード(名前ついてないハートの奴)を何度も何度も大写しにしてて当時の俺は大層萎えた。
CCさくらが割と純粋にお子様向けに作られていた作品ということもあるんだろうし、劇場版1作目があまりにもわけわかんねー出来だったことからの反動かなとも思うんだけど、この劇場版2作目はとにかく公開時期が最悪だった。
BSアニメ劇場での放送とNHK教育での放送にたしか1年以上の開きがあって、この映画の公開時点ではBSはさくらカード編まで終了していたが、地上波ではクロウカード編の再放送中か、さくらカード編序盤とかそういうタイミングだった記憶がある。従って、何らかの形で地上波組にもわかるように例のカードの説明をしなくてはいけないんだが(そもそもいつもの放送の延長である以前に、映画としてそれ自体で完結してなきゃいけないのかもしれないけど)、ここであまり具体的に語ってしまうと本編のネタバレになってしまう。ということで、とにかく見せまくる方向で納得させようとしたのかなーと。


しかしよくよく考えると、そんなに何回もあのカード大写しになったかな?途中から「あー、はいはい。もうわかったから」みたいな感じになってきた記憶はあるんだ。最初の小狼のことを思い出しながらそっと手に取るシーンは自然だったと思うんだけど、それ以降別になんでもないところでも出してたような。