異常性癖という言葉とそれに対する無理解

クラブきっずの管理人が執行猶予期間中に再逮捕ということですが、彼に対する意見があまりにも冷たすぎるように感じる。中には「死刑にしろ!」なんて意見まである。彼が「子供を殺してその写真を撮っていた」のなら「死刑にしろ!」もわかるんだけど、彼がしたのは「警察の資料を勝手にアップロードしてた(キモいコメントつき)」「運動会の写真を撮っていた」でしょ?その奥にどういう思惑があっても極刑に値する程の行為ではない。「子供の死体写真のアップロード」を直接罪に問えないからといって著作権法違反だかでしょっ引いた時点からこれは思想弾圧だと思っていたが、彼に対する風当たりの冷たさからもやっぱりそうだったんだなと思った。
例えば「使用済みナプキンの収集」を趣味とする人が相当数いることが判明したりするとまた騒ぎになるんだろうけど、「使用済みナプキンの収集」という変態趣味を弾圧したいと思ったら、コレクターを「不法侵入」だとか「占有離脱物横領」だとかでしょっぴくんだろうなと思うと頭が痛くなる。日本に自由はない。


あと、今回は「既に変態として裁かれたことのある人が運動会に紛れ込んでいた」ということで大事になっているが、これが父兄であったらどでかい望遠レンズで自分の子供以外の児童の股間をどアップで撮影していたとしても何の罪には問われないわけで。運動会なんかの「部外者排除」って事実上の「変態排除」なんだろうけど、実効的には何も考えてなさそうだよなーとか、執行猶予期間中に余計な事するのは度を越えたバカだよなーとか思った。


あと、擁護せずにはいられない異常性癖と叩かずにはいられない異常性癖がある人は下手に特定の性癖を擁護するくらいなら黙ってた方がいいと思った。「他人の異常性癖は許せないけど自分の性癖は認めて欲しい人」にしか見えないから。
例:「ただのロリコンならいいけど、死体写真とか引くわ…」←異常性癖であるところの児童性愛者の意見です