タスポ導入でタバコ屋廃業?

http://www.asahi.com/national/update/0512/TKY200805120172.html
なにこれ?

 「カードを持っている人がいなければ、お金をかけてタスポ対応機に変えても損をするばかり」だよ」

これはわかる。どうしてもタバコ吸いたいと思ってるくせにタスポをゲットする手間は惜しいとか、その程度の中毒ならこの際すっぱり辞めればいいのに、みんなコンビニに流れちゃったからね。
この後が異常

仙台市青葉区のたばこ店の女性(56)は昨夏、祖母の代から40年続いた店をたたんだ。タスポ仕様への改修費の一部はたばこメーカーから補助されるものの、数万から10万円程度の自己負担が必要となる。「隣の店もその隣もみんなやめるんだよ」

 軒先に残る「たばこ」の看板を頼りに、道沿いの2店舗を訪ねると、すでに廃業・縮小していた。店主らは「顔と顔を合わせた商売は、もう時代遅れなんだっちゃね」と自分に言い聞かせる。

「自販機をタスポ仕様にできない=自販機撤去」はともかくとして、そこからどうして「顔と顔を合わせた商売は、もう時代遅れ」って話になるんだ?この店と隣とその隣の店が辞めちゃうのは他にも原因があるんじゃないの?「自販機撤去=廃業」だとしても、そんな店だったら「顔と顔を合わせた商売」とかいう言葉は出てこないよね?


「対面販売は実施していたが、それでも実際の売り上げの大半は自販機のみだったので、自販機撤去は廃業につながる」という旨の話があれば「顔と顔を合わせた商売は、もう時代遅れ」って言葉が出てくるのも理解できるが。つーかタスポ作ってないタバコ中毒者はコンビニで顔と顔を合わせて買ってるだろ?町の小さなタバコ屋を「かわいそうな被害者」に仕立て上げて「タスポ憎し」「タスポは悪」という印象を植え付けようとするとってもアサヒらしい記事ですね。