ミシンがフツーの人に普及しなかった訳

インスパイア元:http://d.hatena.ne.jp/core/20080219/1203426866
手縫いは大変。
だからミシンは便利。
でも、フツーの人たちはこれからも使わないだろうな。
あれだけ普及するって言われてた(かどうかは知らない)けど。


確かに理論的に「便利」なものってたくさんあると思う。
編み機だってそう。


でもフツーの人たち向けの機械を作るなら、理論より感情を優先させるべきらしい


例えば「服は買うもの」論。
日暮里での布の値段を出せば一蹴できちゃう考えのはずなのに、ところがどっこい今でも根強く残ってる。


例えば「マフラーは手編みがいい」論。
編み機使ってガッってやっちゃう人からすればバカな話に聞こえるけど、クリスマス・バレンタインではむしろ編み機禁止がルールとなりつつある。ということは別にないけど。


便利だから普及するとは限らないし、正しい論理が受け入れられるとも限らない。
この辺がフツーの人向け機械を展開する上で難しいところだと思う。


一時期友人にミシンを勧めてみたんだけど、全然無理。
使ってもらえる気配なんてこれっぽちも無い。


唯一「面白いね」と反応を示したのはアンデミルミル
ちょっと毛糸を絡めるだけで編めてて喜んでいた。
でも毛糸を2,3玉を買ってまでニット帽を作る気は無いらしい。


(面白くできなかったので略)

まとめ

どんなに便利でも、自分のタスクを処理するのにその便利さが必要ないなら要らないよね。
100の手間が10になるのと10の手間が1になるのとじゃ違うっていうか、「子供の長期休み明けに雑巾を縫う」だけしか裁縫をしない人はわざわざミシン買わないもんね。最近は買ってきた雑巾じゃないとダメみたいな所もあるらしいけど。
あと、アンデミルミルは普通に面白いから、来年のクリスマスにでも自分宛のプレゼントを作って嫁のアニメキャラに渡してもらうといいと思うよ!



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