「○○な奴はゆとり」

ってまあ、レトロゲームだとか昔のテレビ番組だのの体験の欠落(=若い)ことを指して「○○やってない/見てない奴はゆとり」みたいなことを言う奴こそアレ、ゆとりなんだが。
例えば分数の足し算ができないとか、行間が読めないとか、そういう年代を問わない能力の欠落(ぶんすうのたしざんはある程度の年齢なら全員できてほしいが、現実は残酷である)を指して「○○できない奴はゆとり」って言う時は単に「バカ」の言い換えくらいのつもりで使っている。というかこういう使い方の方が多いはずで、↑みたいに若さを妬んで「○○してない奴はゆとり」とか言う奴こそゆとり。
で、「分数の足し算もできない奴はゆとり」とか言ってると「俺ゆとりだけど分数の足し算くらいできるよ」とゆとり教育世代が名乗り出てくる。うん、君は算数ができるようだけど今の文脈で使った「ゆとり」が単にゆとり教育世代を指してるわけじゃない事はわからなかったみたいだね。国語は苦手かな?って感じで、ゆとり教育世代が「ゆとり」というキーワードにいちいち過剰反応してきて鬱陶しい。
バカ(大学生になってもぶんすうのたしざんができない奴もいるんだ。現実は残酷である)にバカって言ってるだけで、ガキにガキって言ってるわけじゃないんだ。ゆとり教育世代はいちいち反応しなくていい。もっと年だけ無駄に食ったバカを煽りたいんだから。