洗脳CD

http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/wadai/news/20061021k0000e040064000c.html
昔焼いたCDRなんかは元々メディアの質が悪かったり、保管状態が悪かったりして読み込めなくなってたりするけど、読み込みに成功した時点でデータの同一性は保証されるでしょ?
何年経っても劣化しない=何年経っても読み込めるというなら理解できるんだが、経年で「音質」が劣化するってどういう状態?経年劣化でデータが書き換わるんですか?テキストデータを保存しておいたCDRを何年か後に読み込んだら文章の一部が変わってたりするもんなんですか?アプリケーションが変な動きするようになったりするんですか?
これで音質が変わったように聞こえるならそれは98700円に洗脳されてるだけだと思うんだけど。
つーかこれ、新しいテクノロジーだ!すごいぜ!って感じに紹介されてるが、実際に効果がないにも関わらず効果の有無の検証が難しいとかそんな感じでろくすっぽ検証もされてないのに効果があるように謳って売るってやり方は一歩間違ったら詐欺だろ。燃費が良くなるとかいうアレと一緒じゃね?水の中に入れて「味がまろやかになります、違いがわからないんですか?ハッ」みたいに。
ガラス盤のインテリア的価値まで否定するつもりはない、念のため。

追記

読み込みの負荷の影響で再生時の音は変わるらしい。
が、生演奏と同じとかほざいてるあたり信憑性が薄らぐ。再生時に音が劣化しないようにしても、デジタルデータ以上の音は再生し得ないのだから、デジタルにする段階で削られた(聞こえない)音域の音が返ってくるわけもなく、生演奏と「同じ」っつったらアナログ盤の方が上でしょ。
あと、10万出してもそのCDに入ってる曲だけしか影響ないのが切ない。ケーブルでもスピーカーでももう10万円投資すれば…と、思ったがオーディオ一式に何百万も使って最後にこのCDってことだろうか。だったらもう仕方ないな。10万なんて小銭だもんな。