FF終わった(全部ネタバレ)

シナリオ

なんか妙に打ち切りっぽいエンディングが引っかかった。まあまさかXII-2とか出さないとは思うけど。
つーか2〜3ヶ国の戦争を止めただけの今回の話はスケールが小さかったんじゃないかと思うんだがどうだろう。6までしかやってない感覚で物を言うが、妙なループ構造の世界を飛空艇で飛び回ってた頃は世界全域が舞台だった気がするんだが、今回の世界は妙に狭いように感じた。あとアルシドの居る国なんっつったっけ、多分そこ行ってないし。
世界が狭いのはまあいいんだけど、シナリオ的にもなんか納得できない点が結構あった。とりあえずラスボスがヴェインとヴェーネスだったってことはつまり「歴史を人間の手に取り戻す」っていう彼らの主張は全否定された形になるわけなんだけど、オキューリアから破魔石を授かったことの是非について主人公たちがどう思ってるのかはっきり示されなかった気がするので、結局曖昧な立場のままオキューリアとは手を切りヴェーネスも倒す俺様唯一神気取りだったわけで、こういう展開は真女神転生のNルートっぽくはあるんだけど…
いや、神同士のいざこざに人間が巻き込まれる形になってて、神の手先として人間同士が争うんだけど、神の言ってることがどうも胡散臭いので主人公はどちら側にも付かず神を倒したという展開は真女神転生のNルートそのものだ。FF12は真女神転生のパクリ!(言ってみたかった)
あと、アーシェがいつまでも復讐に拘ってるのがイライラした。復讐に拘る原因の一端はオキューリアが仕組んでたわけだけど、それでもなんか。もしかしたら他のゲームなり映画なりマンガなりの主人公が復讐をきっぱり諦めすぎるのかもしれない。すぐシナリオの展開が世界の存亡に関わってきて、仇と手を組まないと世界が滅びそうになるから。
その辺を舞台となる地域の狭さとも合わせて考えると、今回は敢えて舞台もスケールも小さめにしたのかもわからんね、毎回毎回主人公が世界規模のヒーローになってしまうのはどうかっつう感じで。

システム

戦闘は好き嫌いあるだろうけど、俺はこれでいい。が、ガンビットは結局使い込む気になれなかった。HPの残量に応じて回復と、飛行タイプの敵に遠隔攻撃、HPの最も低い敵にたたかう、MP10%未満の自分にチャージ、くらいしか使ってない。条件指定が「自分の条件」「対象の条件」「対象」「行動」に分かれていれば「HP10%未満の時」「戦闘不能の」「味方に」「蘇生」とかやったのに。自分のHPを条件にしたら自分を対象にしか取れないので糞使えない。
あと、召喚はどうしようもなかった。
最終的なレベルはスタメンが48〜49で楽勝だった。控えは出番なし。回復役にパンネロを置いて、MP回復はアスピルでバッシュのMPを頂いてた。加・被ダメージチャージ付いてると簡単にMPが溜まるわけで。これも「MP<10%のときMPの一番多い味方にアスピル」とかしたかった。チャージの回復量は微妙すぎて使えん。