びっくりするほどダメな感じだった
舞台はイギリス
- 工事で地下を掘ってたらサラマンダーが出てきた!大変だ!ママが殺されちゃった!
- そして十数年後、人類はサラマンダーによってほぼ壊滅状態になっていた
- ギャー!サラマンダーだ!死ぬ死ぬ!俺たちだけじゃ勝てない!地下に逃げるんだ!
- なんかアメリカ軍とか来てるんだけど。うぜえ。
- でもやっぱりアメリカ軍と協力するぜ!
- 核でも倒せないしあいつらマジでヤバイ
- 米「空中から落下しながらネット(なんか凄いネット)で動きを封じるんだ!奴が落ちたのを確認するまでパラシュートは開くなよ!(←この指示が意味不明)」
- 降下兵「効いてない!!」(三人降下しましたが、パラシュートの指示を忠実に守り、落下して二人死にました)
- 主人公「お前が馬で囮になれ!俺がこの銛で仕留める!」
- バシュッ!サラマンダーは一発で死にました(核でも倒せないんじゃなかったの…?)
- 米女「またメスだわ…200匹は倒したけどまだオスは見てないの」(核でも倒せなかったのに200体も倒したの…?)
- 米「ロンドンに行くんだけどお前も来いよ」主人公「行かない」
- ロンドンに向かう米軍「ギャー!オスだ!死ぬ死ぬ!」
- 男一人と女一人を残して米軍壊滅
- 主人公がさっき倒したメスの体から卵を回収
- サラマンダーが襲ってきた!みんな地下に逃げるんだ!
- 何人か死んだけど地下に避難した皆は大丈夫
- 戻ってきた米軍「やっぱりお前が正しかった。オスを倒すのに協力してくれ」
- 3人はロンドンへ
- 「あんなに沢山のサラマンダーが、まるで地獄だ…」
- 主人公「気付かれないように地下から接近しよう」(最初のシーンの工事現場なので主人公は地理に明るい)
- 米男「あの塔から辺りを見渡せる」(折角地下から接近したのにそんなに目立つ所へ行くのは自殺行為では…?)
- 塔に登った米男「来たなクソ野郎!」(爆弾付きの矢を一発食らわせた後斧で特攻して死ぬ)
- まあなんか主人公が矢を落としたとか、拾いに行ってる間米女が囮になるみたいな感じでゴチャゴチャ動く
- 主人公「こっちだ!死ねクソ野郎!」(爆弾付きの矢を口の中に食らわせて一発KO)
- ちなみにこのあたりのシーン、先ほど見た地獄のような数のサラマンダーは出てきません。戦ってる相手は終始ターゲットのオスの一頭だけです
- そして数ヵ月後
- 米女「平和になった?」主人公「最後のサラマンダーを倒してから3ヶ月経つしもういいんじゃね」
- 「なんかフランス軍が来てボスと話したいって言うんだけど」主人公「これからはお前がリーダーだ、交渉してワインくらい頂いて来い」
完
こんな感じ。
シーンの割合はだいたい
- 人間だけがゴチャゴチャやってるのが7割くらい
- サラマンダーが人間を襲ってるシーンが2割くらい
- 戦ってるなーって感じのシーンが1割くらい
こんな割合なので、「サラマンダーは強い!人間は無力!」って印象を受けるんだけど、いざ戦闘っぽいシーンになるとサラマンダーが1発で倒されてしまう。たぶんCGに回す予算が足りなかったんだろうな。
サラマンダーが出てくるシーンが少なくて人間だけしか出てないシーンが結構あるので、スペクタクルとかサバイバルホラーとかそういう感じが薄い。戦闘シーンも少ないのでアクション映画としても薄い。
クソ映画好きとしてはなかなかの佳作だったと思う。