「萌え」と「萌え〜」をはっきり分けて管理してください

「萌え」っていうのは十数年前に、愛でも恋でもなくてまだ名前のついていなかった感情に名前がついて、今まで自分の気持ちをどう形容していいかわからなかった人たちに受け入れられて広まったって感じでしょう。(あえてあまり具体的な定義には触れない)
対して「萌え〜」ってのは、オタク成分の含有率の低いマスメディアが、ここ数年で「こういう言葉が流行ってるらしい」と聞いて輸入した言葉で、オタク的に人気のある記号を持つもの(ネコミミとかメイドとか)に貼るレッテル、もしくはそういうものを見たときに挨拶か何かのように発声しなくてはいけない(テレビ的に)言葉
であって、二つは似て非なるものだと思うのだがどうだろう。
テレビで用意したオタクと非オタの出演者が「こういうのは萌え〜なんですか?」「萌えますね」といったやり取りをする場合があるが、この場合質問者は「こういうの(についている記号)は萌え〜(に分類されるもの)なんですか?」といった意図で聞いており、回答者の「萌えますね」という回答が微妙に噛み合ってないとも言えるが所詮台本なのでどうでもよい。