やさいとくだもの

http://d.hatena.ne.jp/izumino/20030902/p1
ブクマコメントに肯定的な意見がなさそうに見えるけど、これはわかる。
が、百合における女同士の必然性も当然あるからこのジャンルが生きてるわけで、その辺も。

男性向けの女×女の必然性

  • 男性向けの女×女の漫画は(多くの物は)(旧来のやおいと比べて)ストーリーがない。
  • 上記の理由として、最初っから二人とも同性愛者で最初っから両想いという導入が多いため心理描写がほぼ皆無
  • しかし男性向けとしてはこういうものの需要が大きい(心理描写が不要な可能性すらある)
  • 男性向けエロ漫画の主な存在意義はオカズなので男性キャラが入ってくるとおいしくなくなる場合がある

つまり

「魅力的な男性なんか描きたくない(描けない)」

は、ともかく「(読者が)オナニー中に男なんて見たくない」という需要があるわけで。女同士である必然性はこれじゃないかと。
あと、フタナリの発明は俺は非常に画期的だと思っていて、これは女性同士の異性愛的な関係とかはどうでもよくて、エロ漫画において「中出し」と「外出し」を同時に描くことができる非常に優れたアイディアだと思うのですよ。まあどうでもいいか、男同士でもできるし。結局は

単純に「射精」が描かれないと自分に立ち戻れないということでもある

ですね。8割くらい同意できます。
断面図も中出し外出しを同時に描けるのに近い特性を持ってるけどまあいいや。

女性向け男×男の場合

  • 男同士である必然性が男同士であるが故の心理描写の分量が(男性向けに比べて異常に)多い
  • 合体してる所は省略で朝チュンというのも"昔は"多かった

(最近はこういう物の需要が減ってるらしい。ビブロスが潰れる直前に投稿した知人がいたのだが「エロシーンは何ページ以上」と指定されるくらいエロシーンが重視されていたという)
女性向けも男性向けと同じような方向に向かっている可能性がある。

女の人がやおい漫画をおかずに使ってるかどうかは知らんのでこっちはこんなもんしか書けない。