テニプリ映画(ネタバレありまくり)

ああそうそう、この間の土曜に観てきたんだけどまだ書いてなかった。
先に褒めておくと、突っ込みどころが多いけど全体的な印象としてはいい映画だと思った。わかりやすく作ろうとしてる感じがあって好感が持てる。
配役ではリョーマと南次郎が秀逸だったと思う。南次郎の性格については賛否両論あると思うけど俺は結構好き。アニメ版の性格も好きだし。
あの跡部はねーよって感じだがまあわかり易いので可。馬鹿っていうかおばかでいい。
VFXはまああれはあれでアリというか結構好きなんだけど、「少林サッカーみたいなの」と表現するとあまりにもぴったりなのが気持ち悪い。
あとは適当に突っ込んでいくけど、スミレ先生の設定を微妙に弄ったのが気になる。なんで南次郎の後輩にする必要があったのか。ヒロイン出すために桜乃には消えてもらったんだろうけど、それでもスミレ先生を若くする必要はなかったんじゃないか。
配役関係で他に残念なのは乾と鳳らへんかな?長身キャラなんだから並んだ時明らかに小さいのはアレ。乾は身長以外は結構いいと思ったんだが、とにかく背の所為で牛乳の件の「乾で実証済みだからな」が消えたのが残念。
伊武戦を無理にでもねじ込みたかったのはわかるんだが、中途半端に入れたからスポットの説明が一切なくて、何の脈絡もなくリョーマの手から突然ラケットが抜けるのが残念。全体的にわかりやすく作ってたっぽかっただけに、こういうところの解説がないのは痛い。
寿司屋のシーンでリョーマの眼帯にラクガキとか、わざびずし(まあこれはどうでもいいが)とか消えてたのがなんかなぁ。眼帯にラクガキのシーンはチームメイトっぽくて好きなんだが、これやっちゃうと後のシーンでリョーマが抜けられなくなるから駄目なんか。残念。まあ、「部長の手塚です」が残ったのは良かった。良かったというか、もうみんなあのセリフには期待してるわけで、直前から劇場が「来るぞ、あのセリフ来るぞ」って感じで微妙に盛り上がってるのがいい感じだった。
氷帝戦は、まあ全体的にそんなに細かいところはなかったかな。S1だけはどうしても気になる箇所がある。まず、破滅への輪舞曲の所が気になる。「食らえ!破滅への輪舞曲!」とか言って、手塚にはゾーンで返されるわけなんだけど、原作のように「あの一瞬でラケットの面に!?」とかいう解説がなかったので、何故ゾーンが発動したのかが謎だったことと、「食らえ!」とか言って打ったのにあっさり返された事に対してノーリアクションの跡部が気になる。決め球返されたんだから少しは驚けよ。その後で手塚が倒れて戻ってきたあとの「待たせたな、跡部」の後の跡部のセリフが「愛してるぜぇ」にしか聞こえない件。「期待してるぜぇ」か?
ちょっと気になったのは、手塚ゾーンの解説の「零式ドロップの応用で特殊な回転をかけられた打球は 云々」のところ。アニメちゃんと見てないから知らんが、原作ではそんな事言ってなかったような。零式ドロップの応用なんすか、あれ。
あとラストシーンで油断して他校のキャラが全員ちゃんと見れなかったことと許斐先生をちゃんと見られなかったのが心残りなので今度また見に行きます(><)