まだサイバーとかリアルとか言ってる人がいる

http://nikkeibp.weblogs.jp/gato/2005/06/tokumei.html

id:strange:20050618から
っていうかこの人ブログやらツーチャンネルやらが終わったとか言ってた人じゃん。相変わらずずれてんなぁ。
今回の記事を見てはっきりわかったのは、この藤代氏という人物が見えてるネットの世界というのがひどく狭いということ。まじめな議論をしないサイバースペースだけを見て「ネットではまじめな議論ができない」と結論付けてるだけだろう。インパクトの強い記事を書くためにまじめな議論が行われている場所を見なかった事にしたのかもしれんけどな。「終わった」「だめだ」「買ってはいけない」どれも読者を強くひきつける見出しだから物書きの方向としてはいいのかもわからんね、限定的な場所においてはノンフィクションなわけだし。
で、この人の視野の狭さをみてこの間アメリカ云々について話してた時のバカのことを思い出した

バカ「私アメリカのあそこ行ってみたい、西・・・西・・・ロサンゼルスとかじゃなくて」
俺「?」
バカ「西部西部、カウボーイとかインディアンとかいるところ」
俺「言わんとしてることはなんとなくわかるけど、それは映画の話だから、今は西部劇みたいなことしてないから」
バカ「えー、でも田舎に行けば…」
俺「あーそうだな、日本も田舎に行けばニンジャとかサムライとかいるもんな」

これで「え!?忍者とかいるの?」とか食いついてきたら最高だったんだが。

話を戻すけど

氏はネットでの発言が政治やらマスメディアに影響を及ぼさないと即ちリアルではないと考えてるらしい。まあ、これに関しては同意、かな。だからツーチャンネルが終わったっていう話になるのは変だけどな。あそこは最初っからそんなの目指してないでしょ。
で、対談でなんで影響力をもてないんでしょうねみたいな話になってるが、それはこいつらみたいにインターネットネット・サイバースペースとリアルな空間は切り離されている別のものだって考えてる奴らばっかりだから「またネットの人(ネット上の住人というよりネット上のスクリプト程度)が何か言ってるよ、まあ実際殴られるわけでもないし無視無視」とかいう感じで色眼鏡で見てるから意見を取り込ま(め)ないだけなんじゃないの?
小倉うぜえと思いながらも毎日とくダネ見てるんだけど、いつだったか「(会社とか学校とかの規模での話かどうかしらんが)リアルで発言できないからネットで滅茶苦茶言うんだ」みたいなこと言ってた気がするんだけど(他の番組?)、テレビで政治について文句言える場所に座れる人に言われたかねえよ。まじで。一般市民が折角手にした発言の場なのにマスメディアの人はそういう目で見てるのか?ネットでの発言が全部落書き扱いされるならどこで政治に文句を言えと。

とかマスメディア批判を書いてると

マスメディア信者だとか言われんのかね。まあ、マスメディアに対する期待が0なら文句書く気にもならないだろうから信者といえば信者なのかもしれんが。