サボリーマンを目指す新社会人向けtips

「明日できることは明日やればいい」
「明日からも本気は出さない」
「寝坊したのは体調が悪いから。故に休む」
こんな感じのサボリーマンを目指そうと思っている新社会人向けに、俺が8年くらいで感じた「まあOKだろ」という会社員スタイルをご紹介。
基本的に「ボンクラが許される」程度のそこそこの規模がある非体育会系・IT系企業向けです。体育会系企業で実行すると恐らく立場がなくなりますのでNG集としてご解釈ください。

挨拶はしなくていい

挨拶は社会人の基本とか言われますけど正直いらないですね。
緊張と期待で迎える社会人初日にやらかしてしまうと思いますが、周囲の社員は「なんだこいつ、うるせえな」といった目で一瞥するだけでしょう。次の日からは周りの社員と同じ様に、歯の隙間から空気を漏らす感じで「…ーッス」とやればOKです。
これにより「お先に失礼します」「お疲れ様でした」で悩む必要もなくなります。

定時に帰る

定時に帰れるなら定時に帰りましょう。明日でいいことは明日やればいいんです。つられ残業とか無意味の極みです。定時に帰るためなら他の社員(残業好きで定時間内は遊んでる奴の手はどんどん煩わせてOK)の手をどんどん借りるべきです。
定時ギリギリに何か頼まれそうになった場合は「明日じゃダメですか。どうしても今日じゃなきゃダメですか」と食い下がれば大抵「…まあ、明日でいいんだけど…」となるので無視して帰りましょう。新人にその日じゃなきゃダメな作業を定時ギリギリに頼む可能性はほぼ0です。
サービス残業とかもってのほか。ボランティアでやってるんじゃないんだ。

面倒ごとは上司任せにすればいい

新人の皆様にどの程度の技術力があるかはわかりませんが、管理職のオッサンどもは最新技術のことなんか基本的に全く知りません。そんな人たちが何故技術マスターみたいな人たちより多く給料を貰えるかというと、彼らは「怒られる役」として非常に有用だからです。新人のミスだからといって新人が謝りに来ても誰も納得しません。
そのための上司ですから、給料分働いてもらうためにもガンガンミスってガンガン謝りに行ってもらいましょう。
暇そうにしている上司に仕事を与えるのは君だ!

飲み会には出る

「上司と酒飲んでも…」という意見もあるでしょうが、新人のうちは金もないし奢ってもらえる確率が高いので、たかれるタダメシにはたかっておきましょう。
飲酒の強要などは今時ありえないと思うので、酒がダメならウーロン茶でもコーラでも好きなのを飲んでいいです。もし飲酒を強要されそうになった場合は「アルハラですか」で一蹴しましょう。サボリーマンが生き残れる環境で起こるとは思えませんが。
また「お前、飲み会の時だけは元気だよな」とか言われないように、あまりはしゃがない方が良いでしょう。
まあ、どーーーしても嫌ならサボっても問題ないでしょうけど、新人に無視されるとオッサンは寂しいんです!

できないことに対する言い訳は真面目に考える

「いつまでにやってくれ」と頼まれたものが期日までにできないこともあるでしょうが、そういうときの言い訳は「無理っぽい」とわかった時点でちゃんと考えてさっさと報告ましょう。
言い訳を考えるプロセスの中で不明点や問題点がはっきりするはずです。そこさえはっきりしていれば周囲のフォローも得られるでしょう。
「できない」は言い訳にならない。「何故できないのか」を説明してはじめて言い訳になる。

遅刻しそうになったら休みの電話入れて休んでしまえ

やる夫のAAにもありますが、そういうのはみんなやってます。
バレバレですけどOKってことになってます。
さほど忙しくない時期限定ですけど。

電話対応はする

正直これが一番面倒だと思うし、よく「新人だけにやらせることないじゃないか!」って意見も目にするんですけど、
電話を取る→知らない名前が出る→周りの人に聞く→顔と名前を覚える
というプロセスを気兼ねなく実行できるのは新人の間だけですから、ここだけはやはり新人の方に頑張ってもらいたいなと思います。



こんなとこでしょうか。
こんなことを先輩じきじきに後輩に教えたりしませんし、世の中「清く正しく頑張りましょう!!」みたいな奴ばっかりですからこういうのも書いておいたほうがいいかなと。
もちろん頑張ること自体を否定するつもりはありませんけど、25歳で就職してもこの先40年は働くんだということを考えてテキトーにペース配分してください。生活するための仕事で過労死したら本末転倒だし。